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性の知識を子供に正しく身に付けさせるには?

2021/07/01
性の知識が正しく身に付いていないと、望まない妊娠や感染症など、様々な危険があります。
しかし日本では、「恥ずかしい」と思う気持ちが強すぎるせいか、性に関する知識がなかなか浸透していきません。

子供にも正しく性の知識を身に付けてもらうには、どうしたら良いのでしょうか。

▼学校で教えてくれる「性の知識」はごく一部

小中学校でも男女の体のつくりや月経、射精、感染症といった内容の授業はあります。
ただ、中学3年になってやっと「感染症」を教わるというレベルです。
妊娠と出産、人工中絶については高校生にならないと教わることができません。

一方で、女性は初潮を迎えれば理論的に妊娠が可能になります。
小学校高学年以降は性に関する興味も高まってきますので、高校生になってやっと妊娠について学んでも、人によっては遅い可能性もあります。

■家庭内での性教育も難しい場合は?

学校で十分な性教育ができない以上、早く知識を身に付けさせたい場合は家庭内で性教育を行うしかありません。

しかし親世代も正しい性教育を受けたとは限りませんので、子供にどうやって教えれば良いか迷うことも多いでしょう。

その場合は、性の知識を正しく広める活動を行っているNPOを頼るのも手です。
地域によっては医師会が指導を行っていることもありますし、性マナーのコーチング塾を開講している企業もあります。

▼まとめ

早くに性教育を行うことに抵抗がある親御さんもいるかもしれません。
しかし性に関する知識がないと、文字通り命に関わる危険もあります。
お子さんの体を守るためにも、信頼できる機関が見つかったら、なるべく早めに性教育の機会を作ってあげてください。