学校では今、どんな性教育が行われているの？ | コラム | 奈良県生駒市 生駒駅【ルナファクトリー】

学校の性教育を大人になってから振り返った時、あまり充実していなかったと思う人も多いのではないでしょうか。

現在の学校では、どのような性教育が行われているのでしょう。
今回は、学校の性教育の「今」について解説します。

▼性教育は学校によって格差がある

学校における性教育は、学習指導要領で大まかな土台が決まっています。

学習指導要領で決められている性教育の内容は、小学校3年生・4年生で「男女の体の発達」「初経と精通」など。
中学1・2年でやっと「月経と射精」について学びます。

こうした内容に加えて、その地域で起きがちな性に関する問題を踏まえて、性犯罪などの授業を外部講師を招いて行うところもあります。
LGBTについての授業が行われる場合もあるようです。

学校の性教育の授業には教科書も存在しますが、上記のように、学校によって性教育の内容には格差があると言われています。

■性教育の時期には議論もある

性犯罪などの情報を小中学生に教えることに関しては、教師や保護者の中で賛否両論があるとされています。

「寝た子を起こすな」という言葉があるのですが、これは「性教育を早くに行うことによって、子供が余計に性に興味を持ってしまう」という意味です。

ただ、興味が無いように見える子供でも、早いうちから性に目覚めていることもありますよね。
慎重に進めるべきではありますが、正しい知識は早く身に付けた方が良いのは間違いないでしょう。

▼まとめ

学校の性教育は完璧とは言えませんが、家庭や地域など学校外で正しい知識を身に付けさせることもできます。
子供の成長を見守りながら、正しい性教育について考え続けていきましょう。