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性の話がタブーとされる理由は?
2021/08/01
日本では、性的な話はタブー視される風潮が今でも強く残っています。
一体どうしてなのでしょうか。
今回は性の話がタブーとされる理由について考えていきます。
▼日本の性教育は遅れている
2018年のことですが、足立区の中学校で「避妊・人工中絶」についてを扱う授業が行われました。
これに対して、都議会から批判の声が上がり、該当の中学校には指導が入るという事態になりました。
しかし中学生の年齢になればほとんどの男女に妊娠能力が備わっていますし、大人から見るとこうした教育は妥当と考える人も多いのではないかと思います。
にも関わらず学習指導要領では、中学生の性教育では「妊娠の経過は取り扱わない」ことになっています。
つまり、中学生にとって妊娠の話はタブーとされているわけですね。
■「寝た子を起こすな」という理由
日本の教育委員会や政治家が、性の話を子供にすることをタブー視する理由を表現する時、「寝た子を起こすな」という言葉が使われます。
「性の話をしなければ興味を持つことはないのだから、あえてしないほうが良い」という意味です。
しかし実際は、小学生でもセックスの経験がある子はいるとされています。
こうした子供に性教育をするには、今の学校教育では不十分と言えるでしょう。
■今後も議論が必要
日本の性養育をめぐっては、医師やNPOなどが色々な呼びかけや議論を行っています。
今後急に性教育に変化が起きる可能性は低いですが、子供世代の「性」を守るためには、保護者の視点からも議論が必要かもしれません。
▼まとめ
性は本来、命の誕生や人間同士の信頼関係につながる大切な要素です。
怖い、気持ち悪いなどとタブー視することなく、子供に正しく性の情報を伝える方法を模索していきましょう。
一体どうしてなのでしょうか。
今回は性の話がタブーとされる理由について考えていきます。
▼日本の性教育は遅れている
2018年のことですが、足立区の中学校で「避妊・人工中絶」についてを扱う授業が行われました。
これに対して、都議会から批判の声が上がり、該当の中学校には指導が入るという事態になりました。
しかし中学生の年齢になればほとんどの男女に妊娠能力が備わっていますし、大人から見るとこうした教育は妥当と考える人も多いのではないかと思います。
にも関わらず学習指導要領では、中学生の性教育では「妊娠の経過は取り扱わない」ことになっています。
つまり、中学生にとって妊娠の話はタブーとされているわけですね。
■「寝た子を起こすな」という理由
日本の教育委員会や政治家が、性の話を子供にすることをタブー視する理由を表現する時、「寝た子を起こすな」という言葉が使われます。
「性の話をしなければ興味を持つことはないのだから、あえてしないほうが良い」という意味です。
しかし実際は、小学生でもセックスの経験がある子はいるとされています。
こうした子供に性教育をするには、今の学校教育では不十分と言えるでしょう。
■今後も議論が必要
日本の性養育をめぐっては、医師やNPOなどが色々な呼びかけや議論を行っています。
今後急に性教育に変化が起きる可能性は低いですが、子供世代の「性」を守るためには、保護者の視点からも議論が必要かもしれません。
▼まとめ
性は本来、命の誕生や人間同士の信頼関係につながる大切な要素です。
怖い、気持ち悪いなどとタブー視することなく、子供に正しく性の情報を伝える方法を模索していきましょう。